モンゴル旅②〜タイムマシーンにのって〜
こんばんは。
今日このブログを読んでる人がいたら今は日曜日の夜ですね。明日からまた月曜日ですか。仕事嫌ですね〜(自分も仕事です)。そんな憂鬱な日曜の夜に少しでもモンゴルの風を感じてもらえたらなと私は思っています。(いきなりキャラ変したんか!?)
では前回の続き、ホームステイ先に到着した所からです。
どうぞ。
ホームステイ先に着いたのは夜23時頃。目の前には小学生の頃?中学生の頃?国語?社会?地理?授業で習ったゲルがありました(記憶うろ覚えか)
ゲルは全部で3つ。左が倉庫的なの 真ん中が暮らしている主戦力ゲル 右がゲスト用となってました。
こちらが今回お世話になった家族(最終日の夜に撮影)
お父さん(47歳)、お母さん(34歳)、息子(高1)の3人家族。右上の子は息子ガミ君の同級生との事(体格の違い凄い)。お父さんはとても陽気でよく喋りよく飲む感じ、お母さんは更にそのお父さんよりよく喋る人でめちゃくちゃ元気。お父さん尻にひいていた。そして息子のガミ君。正直僕はもっと小さな子がいる家庭を想像して来ていたのでガミ君を見た時は
(うわぁ..大きいし、なんか強そうで乱暴そうだな...)と思っていた。今ではガミ君とのお別れの頃を思い出して涙目になるぐらい。ごめんねガミ君。
それに加えて
ねこ1人(もはや人間)
牧羊犬のオマロ(異国の地でお前に本当に助けられた)
その他、馬沢山、牛沢山、羊沢山な感じ。
着いたその日は移動の疲れと慣れない海外で疲れがドッときて早々と寝る支度に。(ガイドさんとその家族達は飲み会してました)
自分に用意されたゲルはこちら。日中は真ん中のゲルにいるので基本荷物置きと寝る場所。電気はソーラーパネル式だった。
真ん中に鎮座しているこの暖炉で暖を取る感じ。お母さんが寝る前に沢山火を入れていってくれた。ちなみにこれ燃やしてるのなんだと思います?(これはまた後で)
モンゴルってあまり寒さのイメージないなって思うけど、実際はめちゃくちゃ寒いです。
これはモンゴルの天気予報。うん、寒過ぎてバカ。
暖炉は火がついてる時はゲルの中も暖かいけど、ずっと点いてるわけでもないので朝方になるまでには消えちゃいます。一気にゲルが冷やされます。そして朝起きる頃には.......
部屋の中で水が凍ってます(真顔) 本当にめちゃくちゃ寒いです(真顔) 布団の設置面?のあたかかい所をキープしてないと本当に寒さで死にます。
でも人間の体の構造上。どうしてもしたくなるものがあります。なんだと思います?おしっこです(ストレートか)。トイレの位置は前日に教えてもらっていました。こちらです。
すごーい(真顔) ゲルから50m程度離れた位置にあります。暖かい布団から抜け出しマイナス30度の中50mを走りトイレにたどり着き用を足しまた50mを走りゲルに戻る。そう、トイレをするだけでも命懸け。ちなみにトイレの構造は
大地に大きめの穴を掘って。そこに板を並べてその隙間目掛けて用を足す感じです。紙は持参します。究極のボットン便所といいますか。因みに寒いので直ぐ固まるためにおいはなかったです。(なんかこのブログくさいな)
初日の朝から死に物狂いでようをたしている丸山に対してまず初めに接してくれたのがこいつ
オマロ(大好き)
遊牧民達は必ず牧羊犬を飼っています。役目は色々で放牧した馬、牛達の追い込みや番犬変わり馬の先導など様々。
1人モンゴルのゲルに飛び込んだ1人ぼっちの自分にすりすりと寄ってきてスキンシップを図ってくれた。
トイレまで死に物狂いで走って向かってる自分を無邪気に追いかけてきて笑ってしまったよ。
トイレをすませ寒過ぎるゲスト用ゲルから主戦力ゲルに避難。暖炉が付いていてあったかくなっていた。
.........
......
...
見切れ猫(こいつはずっとゲルにいた ニート野郎)
ガミ君達が住んでるゲルはこんな感じ。電気も来ててテレビも設置されていてびっくり。ガイドさんによるとゲルも時代の移り変わりと共に変化をしていってるらしい。当たり前か
放牧民達は冬はする事がないので都市部に出稼ぎに出るらしい。お父さん、お母さんは朝7時にゲルを出て夜22時に帰ってくる様な形で今回ホームステイの殆どは息子ガミ君にお世話になる形。
現代の放牧民の子供達は小学生になると同時に家を出て市内の学校の寮で暮らすらしい。長期の休みになると戻ってきて家の手伝いをするのが一般的で(モンゴルの学校はかなり休みが多い)
ゲルに入ると、僕を見るとガミ君は朝食の用意をしてくれた。
パンとジャムとお茶。朝食は基本この形。
そのあとガイドのゴンゾさんから色々家のことを聞いて 早速乗馬のお時間。
モンゴルの伝統衣装に着替えた(扉と同じ色だよ)
これ厚くてかなり暖かい 今でも冬はこれを着てる人は多いらしい。市内にもいたな。
ガミ君がそこら辺に放牧されてる馬を連れてきて準備してくれた(扱いがプロ)
放牧民の子供達は小さな頃から馬に乗って育っていくらしい。なんてたくましい幼少期だ。
人馬一体!!!鮮血!!!!(キルラキルです)
正直、乗馬なんて日本でも出来るし、モンゴルに行ってまでする事??と思ってました
この景色を見るまでは
今迄乗馬はした事あります。牧場とかで。でもそれは囲われた柵の中を一周する程度でまあそんなもんかと感じ。でもモンゴルでは違う、、
この解放感....聞こえるのは馬の息遣いとミガくんの馬への指示の声だけ。自分が何かの主人公に、馬に乗り地球を旅する旅人に、なったかのような錯覚。爽快感。最高だった。。
2時間と少しミガくんに先導されながらも乗馬を満喫した。2時間なんてあっという間に感じられるぐらい目に映る景色が全て魅力的だった。もうモンゴルの虜だった。
帰ってきたらゴンゾさんが夕食の準備をしてくれた。(写真撮り忘れ)
ご飯が出来るまでの間は家畜のお世話を手伝った
これは羊達を追い込んでる丸山の影
これは牛達にあげる餌作り ミガくんが手慣れた様子で作っていた。できた餌を
牛共にあげてやった(何様だ)
夕飯はお肉みたいなお肉(どんなん) それ食べて
ミガくん、ゴンゾさんと神経衰弱したり
モンゴルのテレビは日本の番組が多く流れてる事を知ったりして ゆっくりとした時間を過ごした
こいつはご飯の時になると必ずここに座る
22時ぐらいに両親が帰ってきて、お母さんがニヤニヤしながら「明日はこれを食べなさい」と持ってきたものが
馬鹿でかい牛の肉(いい加減にしろ)
そんな感じで2日目は終わり〜
次回は3日目から4日目のお別れまで描いていきたいな。ボリュームが多くなっちゃうよ。まだまだ話したい事沢山だよ。
お楽しみに!!!